BLOG

今日は実家の仔の話し。今から12〜3年前、甥っ子が3.4歳の時に散歩の最中に子猫を拾ってきた。その子猫は・・声はバカデカイけど下半身麻痺でほふく前進、目ヤニびっしり、口元は上唇が鼻の方に裂けていて、糞尿垂れ流しだった。直ぐに獣医に連れて行った。口元縫ってくれたかな?と思ったけど「自然にくっつくから 縫わなかったよ」本音は『生きる望みは薄いから縫わなかったよ』私も大方獣医さんと同じ意見だったけど幼子には言えないもんね。そして母の献身的な看病が始まった。1時間おきにミルク、下の世話。寝る間もないくらい母は頑張った。その結果、子猫は四本足で歩く事ができるようになり立派な体格に育った。口の裂け目はというと、共に立派に裂けたままで口を閉じていても前歯の数本と牙が見えてしまう顔になった。でも元が可愛らしい顔なので気にならない。個性個性!青年期は平均的なオスより身体大きく去勢する時 獣医さんが驚いた。「あの仔⁈⁇」名前はチョビ‼️そのチョビが今日本当に召された。今朝実家を出るときはまだ生きていた。母が言うには何度か外に出たがり、一度ついて行ったら草むらだったらしい。もう隠れるたがってるのは明らか。でも一度は家に戻した。再度出たがった時はもう会えないかもと思いつつ止めなかった。母はそのまま外出。家に戻ったら軒下にチョビがうずくまっていた。チョビは育ててもらった母の側で死ぬことに決めたらしい。それが先週の話。今朝、随分体温も下がり既に死臭が漂い始めていた。来週は絶対に会えないだろう。もしかしたらお迎えは今日かもしれない。チョビに話しかけた。『チョビ、おばちゃんの仔もねあっち側にいるの。苦しかったら頑張らないであっち行きなね、ありがとね、バイバイ』先程、眠るように逝ったと母から電話が有った。チョビ、お母さんお疲れ様。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。